＜はじめに：　この回答はご相談のあった２０００年１０月に
　　　　　　　すでにご相談者あて回答したものですが、
　　　　　　　当相談コーナーのシステム改善の都合上、
　　　　　　　再度編集して掲示しております、ご了承ください。
　尚、金額的な内容は時間変動しますので、新規にご相談下さいます様お願い致します。＞



大変残念ながら床鳴りがすることは不自然です。

また、その後も床鳴りが続き、他の個所でも鳴るようになったということは
床下地全体の固定方法に問題がありそうです。

一般的には施工業者が改善をしてくれるですが
今回の場合はそれができません。

対応が悪いということの理由に
「修復が困難」ということと「修復費用が莫大」等の理由で
あなたからのクレームのこの業者は拒否していると推測できます。

おおむね２年を経過してしまうと施工業者は
施工した建物に責任を持たなくなり
これらがクレームとして蓄積してしまうことから
社会的な問題ともなり「紛争審議会」のようなものが
作られるようになりました。

今回の場合は
２年を経過したことで実質的には
改善費用がお客様の負担となることが考えられ
この施工業者に依頼しなくとも他の良心的な施工業者に
依頼を変更することで解決できるように思います。

本来的には従前の施工業者に負わせるべき
施工不良の改善ではありますが
それを取り合ってくれない施工業者となれば
初期の時点でこの業者を選定したあなたがたにも
選定のミスがあるとも考えられ
他人任せにできない建築施工の実態が垣間見えます。

従前の施工会社を「吊るし揚げる」のも一つの方法ですが
これにはあなたがたの多面的な労力も必要となり
このあたりの判断は難しいものがありましょう。