<はじめに: この回答はご相談のあった2000年10月に すでにご相談者あて回答したものですが、 当相談コーナーのシステム改善の都合上、 再度編集して掲示しております、ご了承ください。 尚、金額的な内容は時間変動しますので、新規にご相談下さいます様お願い致します。>
今回の鳥取地震におきましては皆様にお見舞い申し上げます。
さて、一般の木造住宅であれば3tの地耐力があれば問題はありません。 ただし、砂地ではないこと・・・。
砂地は鉛直方向の地耐力はあるのでともすると 安全側で判断しやすいところです。
しかしながら、地震時の砂地での建物の安定は 新潟地震以来覆されました。
地元の曳き屋業者の5m下の地層まで考慮に入れるのは やや大げさというか過大解釈でしょう。 3階建以上のビルではないのでそこまで作用線が及ぶことはないと 考えて良いと思います。 5mの厚さのきちんとした地盤(5トン?)層があれば その上に木造建物は安全に建ちます。
結果としては旧地盤の畑地(砂地)を知りながら 地盤改良を行わなかったことに問題はありそうに思います。
もう少し地盤に関する調査を行って慎重な判断が必要です。
なお、建物を建築する際には行政に対して 「建築確認申請」を提出しますが あなたの家もこの確認を提出して建築されました。
従いましてこの確認申請書には建築地の地質等に関しての 行政指導があったかもしれません。
お手元の確認申請書をぜひ一度ご覧頂き 場合によりましては特記すべき地盤改良などにつきまして 旧地盤への指導などに関しまして確認申請の許可を出した行政窓口を 訪問し確認していただくことも必要かと思います。
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