<はじめに: この回答はご相談のあった2000年11月に すでにご相談者あて回答したものですが、 当相談コーナーのシステム改善の都合上、 再度編集して掲示しております、ご了承ください。 尚、金額的な内容は時間変動しますので、新規にご相談下さいます様お願い致します。>
一部に鉄骨がある場合はやはり「応力」が偏る傾向にあり 総合的に評価しないと全体で耐震効果が発揮できるとは 言いにくいかと思います。 「適所数カ所にただ金物を入れれば良い」だけでは足りません。
安いからと言って安易に工事契約をしてしまうと無駄な出費をする以上に 逆に応力集中によってこの部分が先に壊れます。
66万円の費用対効果は適切な効果が期待できないので ほとんど「捨て金」状態でしょう。
本格的にきちんとした耐震補強工事であれば、 セールスのような金物も使用しますが 耐震補強部分周囲も含め骨組みと外装・内装のリフレッシュは必至です。 規模にもよりますが300万円以上はかかりましょう。
そのときは建物全体について耐震補強をするのであって 細部に渡っての構造計画や施工計画などきちんとした資料が出てきます。 (何をどのように補強し、どの部分まで補修しなければならないのか・・・など)
また、外装や内装などの模様替えも兼ねることになりますから 建築設計やインテリアコーディネートなども同時に考慮することになり 耐震補強とは言っても全般的な知恵と工夫が必要になるのです。
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