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conner conner 検討中(契約前)
地下に関して
基礎
地下室と普通の基礎の金額差
conner
2001/01/23#1 JT様 (埼玉県春日部市)
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家造りを考え始めたばかりの初心者です。地下室に興味がありますので教えてください。

「この金額から地上建物の基礎工事費の一部または全部を減額できますから」ということですが、実際には普通の基礎の上に建てた場合とどのくらいの金額差になるのでしょうか?例えば、1階の床面積20坪の木造2階建て住宅を、ベタ基礎の上と12畳の地下室の上に建てた場合はどのくらいの差額になりますか?

漠然とした質問で申し訳ございませんが、今までの例から概算で結構ですので教えてください。なお、用途は音楽室&ホームシアターを想定してます。

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<はじめに: この回答はご相談のあった2001年1月に
       すでにご相談者あて回答したものですが、
       当相談コーナーのシステム改善の都合上、
       再度編集して掲示しております、ご了承ください。
 尚、金額的な内容は時間変動しますので、新規にご相談下さいます様お願い致します。>



一部というのは地下室範囲以外に木造建物がある場合は
その木造基礎はあくまでも必要です。

ベタ基礎部分は14坪
地下室基礎部分は6坪ということで
合計20坪ということですので
ベタ基礎20坪分の工事費のうち
6坪分を地下室の工事額にまわせるという意味です。
20坪分の基礎工事費用が100万円
14坪分の工事費を含む6坪の地下室工事費420万円
ということです。

これを単独で14坪地上部基礎工事費と
単独で地下室工事費とに分けて発注した場合は
14坪の基礎工事費は80万円程度
地下室基礎工事費用は480万円となり合計でも
530万円程度になってしまいます。
工事業者が異なる場合はそれぞれの工事の初期費用が
同じように計上されてしまいます。

単なる基礎を選択して工事費100万円を投資するのに比べて
300万円を余分に投資しても6坪の地下空間を手に入れることは
得策ではないのか?
このようなことをお知らせしたいわけです。

6坪12畳の中に階段室が1.5坪=3畳を必要とします。
少なくとも20畳=10坪程度の地下室(550万円程度)は
お作りになったほうが将来的に見ても快適かと思います。

なお、上記工事費はコンクリート躯体工事です。
この工事費以外に内装工事費や電気設備工事費
換気扇・ドア類の工事費などが必要となります。

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