<はじめに: この回答はご相談のあった2001年2月に すでにご相談者あて回答したものですが、 当相談コーナーのシステム改善の都合上、 再度編集して掲示しております、ご了承ください。 尚、金額的な内容は時間変動しますので、新規にご相談下さいます様お願い致します。>
木造の3階建てとなりますと設計段階でかなりの 重点項目が出てきます。 初期の時点で 振動や揺れ、防音防音、構造検討などいろいろ多面的に 考察して設計しなければならないのです。 建売住宅であればこれらのことは乏しいと思わざるを得ません。
今回工事は3階の寝室とのことですが 窓などの開口部から騒音は入りやすいので 窓を補強することになりましょう。
戸建て住宅ですので内部に対して二重窓を作るなどすれば 多少の騒音対策にはなりますが・・・完全には解消できません。
出窓の場合は下道路から直接騒音が入りやすい場所として 出窓の窓台(カウンター部)の外側の施工内容が十分ではない状況で 入りやすいといえましょう。
この出窓下カウンターの外部裏面(外から見上げたときに見える部分) は工法的に十分な施工ができないところです。 こうした騒音流入軽視部分が音の浸入を作り出します。
まずはこの部分を解決することで多少の軽減がはかれそうです。 工事費用は内部から及び外部からとなりますが高所作業となりますので 割高にはなってしまいます。
おおむね2箇所の出窓の下部を改良する工事では 足場が必要になりますので10万円以上となりそうです。
また、窓の大きさにもよりますが 窓を二重にすることは1箇所につき10万円から20万円程度(サッシ込み) となりましょう。 いずれにしましてもそちらの状況をきちんと判断する必要があります。 それからでないと正確な見積りはできません。
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