<はじめに: この回答はご相談のあった2002年2月に すでにご相談者あて回答したものですが、 当相談コーナーのシステム改善の都合上、 再度編集して掲示しております、ご了承ください。 尚、金額的な内容は時間変動しますので、新規にご相談下さいます様お願い致します。>
外壁に何も変化がない状況であれば特に問題はないと思います。
昨年「阪神淡路の震災」以来建築の構造的な見直しがありました。 以前に増して木造建物の構造強化が行政指導されております。 このような点では「強い風が吹くと揺れる」建物はかなり数が減りました。
ただ、木造軸組み工法の原点は木組みの工法ですので 横揺れはするものの簡単に抜けてしまうことはないので つぶれるまでには相当な時間がかかります。
96年の建物であれば「震災後」の建物でもあり 地域的にも震災を近くで体験した地域ですので 工事業者も以前以上の意識で建築していると思います。
従いまして今回の内部亀裂は内部下地材の収縮によるものと 判断されますのでもうしばらく様子をみてください。
そのためにも亀裂の大きさ(幅や長さ)を写真撮影などで 記録に撮り、半年単位ごとに点検を繰り返してください。
亀裂が大きくなることもありますが外壁と共に記録を残していただき 異常があるようでしたらその記録と共に再度ご相談ください。
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