<はじめに: この回答はご相談のあった2002年2月に すでにご相談者あて回答したものですが、 当相談コーナーのシステム改善の都合上、 再度編集して掲示しております、ご了承ください。 尚、金額的な内容は時間変動しますので、新規にご相談下さいます様お願い致します。>
まだクーリングオフ期間中ですので 解約なさった方がよろしいと思います。
今回の塗装セールスにつきましてはいろいろな会社が全国展開中のもので 「キャンペーン」といっては始めから高い設定の工事費を一気に安くし 消費者心理を巧みにコントロールしたセールス商法です。
当方の相談コーナーには2年ほど前から北海道から九州まで 今回のご相談と同じ内容のメールが数多く入っており 既にそれらに回答済みです。
内容につきましては恐れ入りますが過去の相談とその回答集をご覧ください。
今回の工事内容は 延べ床面積45坪で外壁とカラーベスト(屋根)足場・洗い・ 下地(処理)・塗装(ローラー手塗)で税込み金額でも 概ね80万円から100万円止まりでしょう。
ただし、今回の下地処理内容とは異なる一般的な下地処理です。
いくらこの商品が「20年保証」といっても 下地は木造建物ですから揺れますので外壁はひび割れします。
結果「保証外」のところで不具合が生じますので彼らは責任を負いません。
「20年放置しても大丈夫」という消費者の錯覚は 実は「大きな間違え」です。
それよりも外壁は点検を兼ねて 10年に一度くらいづつ塗り替えてあげてください。
屋根は15年から20年に一度、外壁は10年に一度くらいの間隔で 塗装してあげれば建物は十分長持ちします。
これが理想型です。
同じ200万円を使うのに200万円を一度に使って放置するのと 100万円づつ2回に分けて点検しながら使うのではまるで意味が違います。
もっとも2回目は70万円くらいで済みましょう。
概ね20年間の出費が170万円で済んで効果も「定期点検」という項目が 付加されるとしたらあなたはどちらを選びますか?
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