<はじめに: この回答はご相談のあった2002年5月に すでにご相談者あて回答したものですが、 当相談コーナーのシステム改善の都合上、 再度編集して掲示しております、ご了承ください。 尚、金額的な内容は時間変動しますので、新規にご相談下さいます様お願い致します。>
基本的には「汚れたら塗り替える」というのが塗装の良さです。
塗装は外壁の点検を兼ねることができるので 10年程度の周期で塗り替えます。
ところがタイルは汚れても「洗う」ぐらいしかできませんから 「古いタイル」はますます「古い」ままです。
汚れも目立ちにくい色柄のタイルを選べば なおのことメンテナンスはしませんから 外壁がひび割れていてもそのままの状態で 20年間も放置することになります。
20年後に問題が発覚したときには 手遅れで「費用がかかる」ことになります。
建物を長持ちさせたいというご希望は誰しもの願いですが 選択を誤れば「お金がかかる」ことの裏返しに通じます。
「お手入れ」不要というのは逆に「お手入れは高額」ということなのです。
ということで 現在までに20年ほど経過したタイル張りの建物を再確認しましょう。
入居後5年や10年のことだけを考えるのではなく 20年、30年後のこの建物を想像して外壁を決められてはいかがですか?
もっとも簡単な決め方は 20年前、30年前に建った住宅を見て 「このような建物になってくれたら・・・」という過去からの住宅を元に 現在の建材を選ぶことがもっとも賢い外壁選択だろうと思います。
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