<はじめに: この回答はご相談のあった2002年5月に すでにご相談者あて回答したものですが、 当相談コーナーのシステム改善の都合上、 再度編集して掲示しております、ご了承ください。 尚、金額的な内容は時間変動しますので、新規にご相談下さいます様お願い致します。>
瑕疵の保証期間を10年としたのは「原則」という解釈でよろしいと思います。 11年目で発覚した瑕疵を10年過ぎたから・・・と解釈するのと同じです。
症状が出てくるのにはいろいろな理由があるわけで 17年経過した建物は実は10年経過したところぐらいで すでに症状は出ていたのではないかと思います。
基礎には亀裂が入っていませんでしょうか?
定期的な点検をきちんと行う必要はあります。
さて、 今回のケースでのメーカー責任は 協議によって解決するしかありません。
地盤が悪い状況を知っていて建てたのか 知らずに建てたのかによります。
基礎の型枠を一部間違えたということですが 一部の間違え程度でこのようなことになることは考えにくく 基礎の工事自体も疑う必要はあります。
したがって 地盤と基礎の両面から検証しなければなりません。
17年前ということですと現在ほど地盤の状況を 調査することまでしなかったのは時代的に未成熟だったからです。
ただし、「造成地」というキーワードがそちらの土地にあれば 地盤を強化するなり、杭を打つなりする必要はありました。
メーカーの責任は問えないとはいえないと思います。
メーカー経由で調査会社を紹介してもらうのは変な話でしょうね。
当方に地盤調査会社がおりますのでご紹介することは可能です。
他社を含めて見積りをさせてみて検討されてはいかがでしょうか?
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