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騒音は出していないのに苦情を言われて困っています
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2007/06/01#1 YN様(千葉県T市)
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現在マンションの8階に住んでいるのですが、最近引っ越してこられた7階の方に子供の足音などがうるさいと苦情を言われました。
確かに今2歳半になる子供がいて走ったりしていたので謝罪をしていたのですが、子供が就寝しているのに苦情を言いに来られたため、仕方なく両親と家を交換してもらい、2ヶ月ほどすごしていました。

ところが昨日また下の階の方に子供の足音やいすを引きずる音がうるさいと苦情を言われました。
母が対応したのですが、子供はいない状態で、いすの音もうちではカーペットを敷いているのでまったくしない状態で、苦情を言いに来られた方にも実際に部屋を確認をしてもらったところ、やはりこの音ではないということでした。

マンション内で他の家の子供の走る音は確かにするのですが、私たちは慣れてしまったこともあり、「あまり気にならない」とも話したのですが、その方は逆に「あなたたちは耳がおかしいんじゃない!」と言い出す始末です。

確かに当方から発せられる音も多少はすると思うのですが、明らかに当方以外の音についても文句を言われています。
当方からだけの音であれば、防音工事なども考えてみるのですが、他のお宅からの音についてはどうしようもありません。

マンション管理会社にも連絡をしたのですが個人で対応して欲しいと言われてしまいました。

このような場合どうすればいいのでしょうか。

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<はじめに: この回答はご相談のあった2007年6月に
       すでにご相談者あて回答したものですが、
       当相談コーナーのシステム改善の都合上、
       再度編集して掲示しております、ご了承ください。
 尚、金額的な内容は時間変動しますので、新規にご相談下さいます様お願い致します。>




これはお困りのことで「とんだ濡れ衣」ですね。

マンションの建築年の記載が無いので構造上の問題があるのかどうかが判断しにくいところです。

さて、音を感じる能力は人によって個人差が大きく、こちらで感じていなくても過敏な方には感じてしまうというとてもデリケートなものです。
ですから、「自分たちには聞こえないが、その人にはよく聞こえる」ということはよくあります。これを踏まえれば、「自分たちはあまり気にならない!」と言ってしまえば、その方々気持ちをかえって逆撫でしてしまうことになります。

ご相談では

>子供はいない状態で、いすの音もうちではカーペットを敷いているのでまっ
>たくしない状態で、苦情を言いに来られた方にも実際に部屋を確認をしても
>らったところ、やはりこの音ではないということでした。

とのことですので、これを何回か繰り返すことで落着しそうです。

一般的には苦情者の周囲環境が多少でも変化するとこれに因果して空間環境が変り、それが倍加し、音や振動として症状が大きくなることも考えられます。

たとえば、向かいに高層マンションが建ったり、背面や側面にビルが建ったりということはありませんか?
また、同じ建物内の他の階や同一階に同時期に入居された方はおりませんでしょうか?
また、苦情者の住戸内で家具の配置換えをしたり、カーペットをはずしたり模様替えをしたことは無いでしょうか?

苦情者の住戸に上下左右で隣接する住戸ではどうでしょうか?
こうした内容でも音は微妙に変わります。
あなた方が最近引っ越して来られた時期に合わせたかのように何か環境が変わったことに原因がありませんでしょうか?

原因があなたのところでないとすれば、他の住戸や他の棟など何らかの周囲環境変化の原因があると思われます。

よって、このあたりは苦情のたびに何度でもこちらの主張(正義)を通す以外になく、実際に部屋の状況を見ていただいて都度納得していただくしかないと思います。
謝罪はこちらの非を認めることになるので、謝罪しないほうがよろしいと思います。(もっとも、融和ムードを作るのに「謝罪した」ということだと思うのですが・・・)

また、前述しましたが構造的な問題もあるかもしれません。
構造的なことは専門家でないとわかりにくいことではありますが、ぜひマンション管理者に本件の床の構造について説明を受けてください。もし管理者でわからない場合は本件の販売会社もしくは建設会社に連絡をとってこの建物の構造について確認・熟知しておく必要があります。苦情者への対抗策が出てこないとも限りません。建築年にもよりますが床構造は近年こうした床からの伝播音についての住民クレームが多いので伝播音の改善について床構造が進化してきました。根本的に遮音や防音上で床構造が軟弱な場合もあり、補強などについても建設会社にお尋ねいただくこともできようかと思います。

同じマンション内ですから同様の事例が隣人にもありえますので、近隣との情報交換をまめに行っていくことでいろいろなことが判明してくると思います。(この場合は苦情者を特定するような情報交換をしてはいけません。あくまでも一般例で話すことが大事です。)

また、苦情者へは音への過敏な能力を理解しつつ、徐々に苦情者とのコミュニケートを小まめに取ることで信頼関係を取り戻すことが解決の近道と思われます。

あくまでも、あなたは「加害者ではない」のですから、正々堂々として誰とでもお付き合いをしていくことが大事かと思います。ただし、あなたを疑い続けるかもしれない苦情者をけして非難しないことも心に留めておいてください。

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