【竣工・引渡し】・・・施工者検査、設計事務所検査、施主検査等を行い、検査時に指摘のあった部分の補修ややり直し工事完了後、竣工・引渡しとなりました。
【外観】白を基調とし、外壁は白のガルバリウム鋼鈑としました。片持ちのバルコニーの部分はコンクリート化粧型枠打放しをしています。南面のため全面を開口部としています。
【M2階】最も高い所で4.4mある勾配天井の部屋です。はしごを昇ると屋上に出られるようになっています。最も高い部分の壁面に大きい窓を設け、隣家が近接している両脇の壁面には横長窓を設けることにより室内が均一に明るくなるように配慮しました。また、天井はそのまま屋根となっていて、鉄筋コンクリートでは形状が複雑になり工事が難しくなることから軽量で加工性に富む木造を採用しました。
【2階ダイニングキッチン】南面を全面開口とし、両脇の横長窓を出来るだけ高い位置に設けることでM2階と同様に室内が均一な明るさになるように配慮しました。写真右側の窓下の壁面は全て可動棚としています。キッチンはオープンキッチンとし、レンジフードは既製品が取り付けられないため特注で製作しました。
【2階バルコニー】ダイニングキッチンに通じる奥行き1.3mあるバルコニーです。床はグレーチングとしています。上部のグレーチングは屋上の床になっている部分です。
【M1階】このフロアはトイレ、洗面、浴室等の水周りをまとめて設けています。写真は洗面室で洗面台は2ボウルタイプを採用しています。洗面室からトイレと浴室に入る設計としています。
【浴室】デザインや浴槽に特徴にある和光製作所のユニットバスを採用しました。
【1階】右側の階段を上がると水周りがあるM1階フロアへつながり、左側の階段を下りると地階につながっています。この部屋も2階と同様に横長窓と壁全面の棚を設けています。
【地階】天井高さが3.7mある高天井の大空間となっています。地階にはもう1部屋あり、その部屋は天井高さ2.65mほどの部屋となっています。天井高さに違いがでるのは建物全体の構成としてスキップフロアを採用したためです。
【屋上】全体で8帖ほどの屋上を設けています。屋上からは花火を見ることもできます。