わが国では地震による建物への被害が出た場合、その原因を調査・研究しその結果に基づき「耐震基準」を改正してきました。そのため、昔の耐震基準(主に1981(S56)年5月以前)で建てられた建築物は現在の「耐震基準」を満たしていない恐れがあり、大地震時に大きな被害が出ることが予想されています。耐震診断とは建物が地震を受けた場合、どこにどのような弱点が存在し、どこをどのように補強すれば良いのかを診断することです。
▼ 兵庫県南部沖地震(阪神・淡路大震災)1995年 ▼
◆ 阪神・淡路の被害は10年以上経過してもなお記憶に残る ◆
木耐震診断法は昭和54年(1979)に初めて作られました。その後、日本海中部地震(1983年)の被害によって診断法の改訂が行われました。その時に新耐震基準(1981年)の整合もとられましが、実際にはほとんど使われなかったため、その存在すら忘れられていきました。
しかし、1995年の兵庫県南部沖地震(阪神・淡路大震災)の大災害をきっかけとしてこの診断法が脚光をあびることとなりました。1981年の新耐震基準は兵庫県南部沖地震以降も使われ続けていますが、現在では兵庫県南部沖地震はもちろんのこと、これまでに行われた大きな研究結果や基準法の改正等を十分に反映しており、より信頼性の高い診断法が実現されています。
▼耐震診断の流れ | ||
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▼費用について | |
1.木造住宅や鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造などの構造により変わります。 |
▼お申し込み | |
まずは建物の構造や規模などのご連絡をお願いいたします。 |
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