現場NOW!

【神奈川県横浜市】この「ツインタワーの家」は今後の二世帯住宅の先駆けとなるべく、段状地など敷地形状に合わせた大型地下室を大規模な基礎とした「ツインタワー形式」の二世帯住宅(大吹抜・屋上・ELV付木造在来軸組工法2階建個人住宅)である。大規模地下室はA棟とB棟の共通の基礎=大型地下室であり、親子が自由に行き来できる動線計画としながら所有権は別々という手法を提言した。プランでは親世帯用玄関・ホールのほか、親子所有の車4台駐車の大型地下インナーガレージ(外部には来客用駐車スペース2台スペースもあり)、地下書斎、大型地下ホームシアター(約26畳=収納含む)を廊下とギャラリーと階段などで結び、外部からの出入り可能なドライエリアも設置してパーティー客のための動線も確保した。かつ外部空間では、親子二世帯のA棟とB棟の間には共有の大型の中庭を設けて「孫の顔が見える、付かず離れずの距離感」を演出している。また、300平米を超える住宅のため区分所有により二世帯化し、所有者各々に住宅ローン減税を「低炭素建築物認定」により得て、かつ「省エネ住宅ポイント(30万ポイント)x2世帯」も受ける予定である。将来的には太陽光ソーラーの設置も可能な屋根形状を企図している。

2015年 06月18日

型枠建て込み・型枠支保工

【型枠建て込み・型枠支保工】=・・・壁型枠、スラブ型枠建て込みを行いながら型枠の支保工も組んでいきます。支保工がほぼ完了したため、確認を行いました。

スラブ型枠の建て込みが完了しました。

階段部分の型枠も建込みが完了しました。

型枠支保工の様子です。スラブ型枠の支柱や壁型枠のはらみ出しを抑える水平材が縦横に配置されています。仕上がりの精度やコンクリート打設時の安全性を確保する上で重要な工事となります。